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高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2018年5月23日水曜日

ストロー状ネガの再生

昭和38年3月に撮影した東武中千住駐泊所。ビネガーですっかりストロー状になったネガを開いて数枚だけ再スキャンのテストをしてみました。

中千住から業平橋へ向かう64号ネルソン。1963.3.25
ストロー状ネガのスキャン

正常なネガのキャン(2011年)


ストロー状ネガのスキャン

正常なネガのスキャン(2011年)

スキャンの結果は画像に歪みや縮みが発生しているが、ストロー状のネガは捨てずに、もう少しとっておくことにした。

4 件のコメント:

esehoku さんのコメント...

失礼ながら「ストロー状ネガ」で笑ってしまいました。
画像の歪みとか避けられないようですが、例えば一品限りの貴重な写真なら、それでも無いよりずっと良いと思いますし、特別な思い入れもないままに何となく撮った物が、後の時代になってとんでもなく懐かしくなる物もありますよね(例.115系普通電車…)。
ネガを保管中の引き出しを開けるのがちょっと怖いです…。

ネガの変形もありますが、困るのが110フィルム。今となってはプリントができないので、ネガスキャンするしかないと思うのですが…そのスキャナに110フィルム対応の物が見当たりません…。
私事ですが、ゴハチの牽く高崎線旧客とか、東武熊谷線を撮ったのがアサペンのオート110でした。
フィルムが小さい分画像が荒くなるのも、今となっては味わいの内…と言ったら手前味噌過ぎですね…(笑)

katsu さんのコメント...

esehokuさん
今回のサンプルも以前にスキャン済みなのでストローは捨ててもよいはずです。
ところが、年々のデジタル環境の進歩で
何年も前のスキャンでは完結しないところが悩ましいところです。
業者レベルのスキャンをやってもらって完結させればよいかもしれませんが、
今更、膨大な枚数をやり直すわけにもいかないし。



匿名 さんのコメント...

esehokuさん
私はフラットベッドスキャナーでスキャンしていますが、カールなどの癖があって付属のフィルムホルダーの手に負えないものはガラス面上に膜面を下にして直に並べ、上からノングレアガラスを載せて抑えてスキャンしています。最近も、70年前の可成り痛んだベスト判ネガをスキャンしました。
ノングレアガラスの重量でカールを抑えきれない場合は光源側(上面)の間にスペーサーを入れ押さえ込んでます。
ノングレアガラス:表面をすりガラス状に加工したガラス。滑面ではないのでフィルムの光沢面と接してもニュートンリングが出ない。
車楽齋

esehoku さんのコメント...

匿名様
esehokuですが、この場をお借りして、ありがとうございます。
知らない事だらけですが、少しずつやってみたいと思います。
アサペンオート110で撮った物の他にも、実は6×6版のフィルムもあって、こちらはトイカメラでした。