案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2017年5月4日木曜日

江ノ電の人気

この連休は江ノ電が大変なことになっているそうですね。
主要駅では、江ノ電に乗るだけの観光客が長蛇の列で1時間待ちとか。
一時、江ノ電の廃線が検討された時代には想像もできないこと。
鎌倉~江ノ島地域の人気が下地にあるが、
いかに小私鉄路線に乗ることが楽しいかSNSで拡散されたためでしょう。

鵠沼

 江ノ島 - 腰越 1963.04.28

  腰越


腰越 - 七里ヶ浜
鎌倉高校前


極楽寺の車庫風景


 元都電の301+351がよく似合う海辺の長閑な風景. 稲村ケ崎

鎌倉駅

4 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

TVドラマや映画でもたびたび登場してますしね。
沿線に住んでる友人は、休日の外出には、観光客が来る前の早朝しか乗れないとこぼしていました。

katsu さんのコメント...

cedarさん
以前からテレビ旅番組でよく紹介されていましたが、ここまでになったのはきっとSNSでしょうね。
沿線住民にとっては迷惑なことですが、小私鉄に人気殺到なんて滅多にないことで繁盛してもらいたいものです。

伊豆之国 さんのコメント...

私は、この時季になると毎年のように我が家から最も身近な大観光地である鎌倉を訪れており、今年も3日に行ってきています。江ノ島駅の東側、路面区間に出る場所で電車を撮るのは「定番」で、今年はしなかったのですが次の腰越までの路面区間を1駅間歩いたこともよくありました。午前中はそれほど混雑していなかったのですが、結局午後は江ノ電沿線の混雑を避けて久しぶりに材木座方面まで歩いていくつかのお寺めぐり。でも帰りの時間になると案の定鎌倉駅では外の通りまで並ぶ大行列、いつもは使われない反対側のホームと交互発着になっていました。
こうして昔の風景と比べてみると、ほとんどが入れ替わった車両はもとより、沿線に新しい人家が増えたり、風情のある古い建物が消えて「今風」に建て直されたりして、思った以上に大きく変わっていること時の移り変わりを感じさせます…。駅のたたずまいも、往時をしのばせるものはもうほとんど残っていないのでしょうか。鎌倉高校前駅など、屋根がホームいっぱいまで伸ばされて、何だか全然違う駅になったように見えます。













katsu さんのコメント...

伊豆之国さん
全国どこでもそうですが、江ノ電の車両も沿線も昔に比べて随分変わったようですね。
レトロ電車を新造するくらいなら、どこかのように古い車両を長く稼働させてくれた方がより魅力的と思うのですが。駅もどこかでやったように一駅くらいは昔を再現したら楽しいと思います。
昔の風情はもう無くなりましたが、廃線にならず鉄道が生き続けここまで人気路線になったことは喜ばしいことと思います。