案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2013年10月13日日曜日

第9回 軽便鉄道模型まつり-4

Oナロー1/48「赤石鐵道比尻機関庫」は昨年の展示で話題をさらい、機関庫はHP「夢遊生活の日々」さんの「赤石鐵道の機関庫見学」に内部の様子含めて余すことなく紹介されています。

昨年の機関庫に客車や単端がたむろする手前のヤードが追加された2つのセクションを今回初めて拝見しましたが、今まで様々報告されているように細かく見れば見るほど凄い作りで、このセクションレイアウトの素晴らしさ全ては一つ一つを時間かけて観察して初めて判ることでしょう。

追加されたヤードに留置している客車や単端などを見てもある時代の軽便を彷彿させてくれる車両ばかりで、このセクションレイアウトの軽便鉄道への拘りと奥深さが感じとれました。








今回追加された手前のヤード.

4 件のコメント:

lodgershinmeishrine さんのコメント...

本線部分のバラストが目立つ状態と、機関庫部分の、バラストの隙間に石炭カスと機械油が混ざった上を踏み固めたカチカチの状態まで、表現されているのですね。隅の埃をかぶった休車SL等、機関庫の匂い(もあっと暖かくて、煙と機械油の混じった)が感じられる様です。

katsu さんのコメント...

lodgershinmeishrineさん
実物を良く観察して作られていますね。
どこをとってみても完璧に出来ています。
この作品は世界レベルと言われていますが、
これほどまで完成度の高いレイアウトは見たことがありません。

lodgershinmeishrine さんのコメント...

赤石鉄道に見学に行ってきました。ものすごいこだわりですね。機関庫の外観は鹿島参宮鉄道の石岡機関区がモデルとのこと。正にこの通りに、機関庫の外側にクラウスと、ナスミス・ウィルソンが並んで放置されていた時期に当地を訪れたことがあります。Katsu様が次のページで書かれているのとご同様に機関車ばかりの写真しか無く、機関庫の中の写真はありません。

katsu さんのコメント...

lodgershinmeishrineさん

赤石鉄道の機関庫の拘りで特に庫内の工場は
カメラを内部に入れて初めて判る細かい様子に驚かされますね。
私が石岡機関区を訪問した時は外部にクラウスのみで、ナスミスが放置されていたとはかなり昔のことですね。
元東横線キハの背後に写った石岡機関区外観を纏めてみたくなりました。