案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2012年11月25日日曜日

西武5号機 修復完成記念披露会

本日のイベント「西武鉄道100年 アニバーサリーイベントin保谷」は天気に恵まれ大変な人出であった。
旧保谷車両基地には朝から長蛇の列で、鉄道イベントは幅広い世代に人気のようだ。

今回の目玉である修復された西武5号機は、1897(明治30)年に川越鉄道が購入し、その後同形6号機と伴に西武鉄道川越線、多摩川線で昭和32年まで使用されたそうである。
昭和34年7月には5号機、昭和37年3月に6号機が上武鉄道(元日本ニッケル鉄道)に貸与されている。

50年前の遠い昔に西武化学の工場構内で西陽を浴びて鈍く光る5号機のことが思い起こされる。

西武5号機 1896年ナスミスウィルソン製. 保谷 2012.11.25

5号機とE11型


 E11型12
是政線で働いていたE12  白糸台 1963.05.19
是政線 武蔵境駅

50年前の訪問記 上武鉄道の英国系蒸機
上武鉄道に貸与されていた時代の5号機と6号機.  西武化学工場内 1962.12.23
この時 6号機は入線後9ヵ月で現役であった.

5号機  1896年ナスミスウィルソン製

6号機  1902年ナスミスウィルソン製
西陽を浴びた現役古典蒸機

2 件のコメント:

chitetsu さんのコメント...

katsuさんも保谷のイベントに行かれたのですね。
私は鉄コレに目が眩んでおりました(笑)。
二両の機関車の現役時代の姿、良いお写真ですね。
E11の模型が欲しくなりました。

katsu さんのコメント...

イベント会場の保谷は近場なので開門前に並びました。
もちろん私も鉄コレに目が眩み2時間待って入手した西武401系2両セット。
解説付収納ケースが中々よくできていますね。
並んだ甲斐あって大満足でした。
イベントは鉄ファンだけでなく沿線住民の方が多かったようで
こうした産業文化遺産の修復と公開は素晴らしいことですね。