案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2011年2月5日土曜日

竜ヶ崎線の車両

昭和37年と38年に竜ヶ崎線で見た車両です。

平凡な国鉄払い下げキハ04の中にあって、魅力的なトレーラが変化を与えてくれた。
元ガソリンカーの単車キハ102とキハ103はエンジンを外されて元国鉄キハ04の編成に組込まれていた。
また片ボギーのハフ15は貨物列車に荷物車として組込まれていた。
古典2軸客車ハフ2が使われたのは、この前年までだったようである。


 キハ41302    佐貫


キハ41303+キハ103+キハ41302


エンジンを外されトレーラとなったキハ103。
鉾田線から転線してきた昭和5年日車製 キハ103と102。

エンジンを外されトレーラとなったキハ102(茶色)


昭和6年松井車両製 片ボギーの元ガソリンカー。 ハフ15


大正3年天野工場製 古典2軸客車ハフ2。
 前年(昭和36年)まで走っていた客貨混合列車に組込まれたそうだ。

機関区の4号機をポップアップで。

0 件のコメント: