案内文章

高度成長期に突入した1960年代は、地方私鉄の廃線が次々と続いた10年間であった
「終焉の地方私鉄」を全国に追い求め、
空腹と闘った旅で撮り溜めたネガ。
そんなネガを掘り起し、地方私鉄の1960年代
回想してみました。

2010年5月26日水曜日

金石線の風景

北陸鉄道 金石(かないわ)線。
こちらは金沢駅の裏手にある中橋から大野港まで走っていたが、1971年に全線廃止された。
長田町から金石まで金石街道の脇を一直線に走る退屈な景色であった。ところが45年後にプリントしてみると、なんとも魅力的な光景が写っていた。金石線の特徴ある珍品車両も魅力的である。

何気なく撮ったが、1950年頃のクライスラー・ダッジ?みたいな車が
まだ動いていた時代だったようだ。モハ3000形 1964.12.31

モハ1300形が牽く貨物列車が道路わきを走る。

EB123が牽く貨物列車。  金石

4 件のコメント:

t7marimo さんのコメント...

金沢の北陸鉄道3線、見ていて胸がドキドキします。自分手持ちの写真では浅野川線、金岩線の区別がつかづ、あきらめていたところでした。お陰さまではっきりしました。
金石線は「金石街道の脇を一直線に走る退屈な景色」を地図で見ただけで、つまらないと思っていましたが、意外性は現場で起きるんですね。納得しました。

katsu さんのコメント...

t7marimoさん
感想ありがとうございます。
実は私も浅野川線と金石線の区別がつかず数日間温めていたものです。金石線直線区間もうっかり浅野川線と勘違いしてました。
旅の後半はノートが白紙のままは、この北陸も同じで金沢は全く記録がありませんでした。
元画像を拡大して電停名や看板から場所を確定するなど、場所当てクイズみたいなことをやっています。

esehoku さんのコメント...

はじめまして。
つい最近このブログを知りました。
加南線のページでは懐かしさのあまり長文となり失礼しました。
北陸鉄道の魅力は雑多な(というか、百鬼夜行の!)旧型車にありましたが、今はずいぶんときれいになりましたね。

katsu さんのコメント...

esehoku さん
はじめまして。
たくさんのコメントをありがとうございました。
このところコメント投稿もすっかり少なくなっているので
コメントは長短かかわらず大歓迎です。